基本的に石けんとは、水と油をアルカリに反応させ作ります。
その工程はさまざまで、現在市販の石けんの中で一番多く製造されているのが中和法という大量生産にもっとも適した方法です。合成固形剤や変色防腐剤等を使用して生産される為、経済効率と場所を必要としない製造法は現代の大量消費大量生産のなせる業があみだした近代的生産法といえるでしょう。
私たちが作りだす(手作り石けん)は、良質な油と水をアルカリで反応させ、ただその原料たちが自分たちの力で石けんになっていく過程をじっと見つめること。古代からの純粋な作り方にしたがって長い時間と根気の手作業を実践して作ります。人工的なものは加えない、ピュアなもの作りを今日も続けております。
暇樂の石けんの油の主成分はオリーブオイル(一部違う商品もあります)等の植物油です。
牛脂や廃油等は一切使用しておりません。
原料を一定温度に温め、煮詰めたりせずじっくりじっくり攪拌します。
朝の仕込みから油がマヨネーズ状になるまで半日近く攪拌は続きます。
天然ハーブを蒸留しほんの少量しか注出できない貴重なエッセンシャルオイルは、市販でも高価ですが、ハーブの持つパワーは実にさまざまに私たち人間に癒しの恩恵を授けてくれます。
生きた植物だけが持つ香りは、合成香料ではとても得られないパワーを秘めています。
高価ではありますが、生きた力を注ぎ込む為、暇樂の石けんは天然ハーブから注出するエッセンシャルオイルのみで香りを付けます。
工房のある糸島半島は海と緑深い山々に囲まれた自然の宝庫。ここで生まれる自然の産物
たちの生きた恵をしっかり石けんに閉じ込めています。
古式製法にこだわる自然の産物たちは人に優しい石けん作りを支えてくるのです。
半日かけた仕込みダネを、特製の型に流し込み、保温貯蔵庫でじっくり1週間から10日間熟成させます。ここで固形剤等は一切使いません。ただ熟成していくのをじっくりと待つのです。
熟成した石けんタネを適度な大きさに切り分けます。こんな作業もすべて手作業。惜しみない愛情と根気が必要です。
切り分けた石けんたちを行儀よく乾燥棚の並べて1ヶ月以上自然乾燥させます。
湿度や気温の変化により乾燥具合も違うのでちょっと生もの的な感じです。
仕込みから2ヶ月ぐらいからの石けんが一番いい状態です。
長い乾燥期間を終え、いよいよ仕上げです。
お客様にお出しする前にカンナを使って四方を綺麗に整えます。
綺麗に整えられた石けんは専用の袋の包装されて店頭の並びます。